かたらん氏「幾何学定理及問題」について

気まぐれですが,明日からしばらくの間,
かたらん氏「幾何学定理及問題」から順に定理と問題をタイプしていきます。
定理と問題だけです! 

もちろん彼の本には証明や解答も書かれています。
ですが,記事を読んでくださる方の楽しみを奪いたくないので,
わざと転記しないことにします。

どうしても知りたい人はブログ「オフィスアワー2」の「リンク集」にも挙げてありますが,
国会図書館のデジタル資料
幾何学定理及問題 カタラン 著,長澤亀之助 訳(国立国会図書館デジタル化資料)
をごらんください。

以下,今回使う手元にある本の書誌を簡単に記しておきます。

拂国カタラン氏幾何学定理及問題 長澤亀之助訳補 大正14年6月20日改訂五版発行

以前に書いた記事でも触れていますが,
長澤氏の(訳本を含めた)著作はよく改訂及増補がなされています。
勤務している大学の図書館にも2種類ありましたが,
古本屋から手に入れた今回の本がもっとも後に改定されたもののように見えます。

また上のリンクで表示される国会図書館の資料は今回参照するものと同じもののようです。

問題の標記について
明治時代の本ですから,旧字旧仮名遣いで書かれています。
幸いにして定理や問題は旧字でひらがな表記になっています。
(証明や解答の部分はカタカナ!)
なので,この記事を読んでくださる方のために,
定理の主張や問題の内容がわかるように新字新仮名遣いに直して
記事を書いていくことにします。

現代では忘れられているユークリッド幾何学の定理や問題をお楽しみください。
(っていうより,自分が楽しみたいから記事を書いていくんですけどね!)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)