第二編円 定理19(p.46)

定理19
角Oに内接する円Iに内部,あるいは外部の接線を引けば,

  1. 内部の接線ABは,同じ円を有する三角形を定める。
  2. 外部の接線CDは,三角形の周の半分から辺CDを引いた残りが一定であるような三角形を定める。
  3. 内部,あるいは外部の接線の両端を中心と結べば,いずれも一定な角を作る。
  4. 外部の接線が中心における書くと内部の接線が中心における角とは,互いに補角をなす。

第二編円 定理15(p.43)

定理15
\(n\)辺の内接多角形は対角線によって三角形に分けられる。
これらの三角形の垂心は,\(n-2\)個ずつ多角形の辺,または対角線に関して与えられた円と対称な\(\frac{n(n-1)}{2}\)個の円周の上にある。