定理12
円に内接する四角形の対角線が互いに垂直であるとき,対角線の交点から一辺CDに引いた垂線MPは対辺の中点を通る。
「定理」カテゴリーアーカイブ
第二編円 定理11(p.41)
定理11
円に内接する四角形ABCDの相対する辺によって作られた角の二等分線EP,FNは互いに垂直である。
第二編円 定理10(p.40)
定理10
与えられた点Mについてのシムソン線はその点と三角形ABCの垂心Hとを結ぶ直線を二等分する。
第二編円 定理9(p.39)
定理9
シムソン線(定理5)は三角形ABCの頂点をそれぞれBC,CA,,ABに垂直である弦MP,MQ,MR(定理4)の端点に結ぶ弦AP,BQ,CRに平行である。
第二編円 定理8(p.39)
定理8
4つの直線D\({}_1\),D\({}_2\),D\({}_3\),D\({}_4\)を3つずつとって三角形を作り,これらの三角形に外接する円を考える。
- 4つの円は同一点Mで交わる。
- 中心O\({}_1\),O\({}_2\),O\({}_3\),O\({}_4\)および点Mは同一円周上にある。
第二編円 定理7(p.37)
定理7
三角形ABCと1つの直線が辺BC,CA,ABとそれぞれA\({}^\prime\),B\({}^\prime\),C\({}^\prime\)で交わるとするとき,
- 三角形AB\({}^\prime\)C\({}^\prime\),BC\({}^\prime\)A\({}^\prime\),CA\({}^\prime\)B\({}^\prime\)に外接する円は1点で交わる。
- 点A\({}^\prime\),B\({}^\prime\),C\({}^\prime\)は与えられた三角形の各辺における点Mの射影(斜射影あるいは正射影)である。
- 点M,A,B,Cは同一円周上にある。
第二編円 定理6(p.37)
定理6
円周上の1点Mからその円に内接する三角形ABCの各辺BC,CA,ABへの斜射影A\({}^\prime\),B\({}^\prime\),C\({}^\prime\)は同一直線上にある。
第二編円 定理5(p.36)
定理5
円周上の1点Mの内接三角形ABCの辺BC,CA,ABへの射影A\({}^\prime\),B\({}^\prime\),C\({}^\prime\)は一直線上にある。
第二編円 定理4(p.35)
定理4
1つの円上の1点Mからこの円に内接する三角形ABCの各辺BC,CA,ABにそれぞれ垂直である弦MP,MQ,MRを引き,新しい弦AP,BQ,CRを作れば,これらは互いに平行である。
逆に,弦AP,BQ,CRが平行かつその端点P,Q,Rから内接する三角形ABCの辺BC,CA,ABに垂線を下ろせば,これらの3つの垂線は円周上で交わる。
第二編円 定理3(p.33)
定理3
2つの円O,O\({}^\prime\)が交わるとき,1つの交点をAとする。
Aを通るO,O\({}^\prime\)の弦をBAB\({}^\prime\)とし,ABの長さがAB\({}^\prime\)の2倍であるとする。
- この弦および中心間の距離は円の第二の交点Mから同じ角に見られる。
- 三角形BMB\({}^\prime\)に外接する円は,三角形OMO\({}^\prime\)に外接する円の上にある1点を中心として持つ。
- B,B\({}^\prime\)における円O,O\({}^\prime\)の接線は円BMB\({}^\prime\)の上にある点Dで交わる。
- 点Dにおいて2つの円O,O\({}^\prime\)を含む角BDB\({}^\prime\)はこれらの円の交角に等しい。